現実はすべてホログラム　（３） - 五次元に上昇したテラ（地球）で

現実はホログラムであるという言葉を読んで、しばらくは半信半疑でした。

アシュタールが伝えるメッセージは、１つ１つが今まで生きてきた中で聞いたこともないことばかりで、１つ１つにさえ考えが追いついていかない、気持ちが追いついていかない中で、さらに一段と理解不能な言葉が出て来たという感じです。

私の脳の容量が1杯のコップだとしたら、既に満杯の水が入っているのに、さらに勢いよく水を注がれたような、お手上げ状態でした。

取り敢えず言葉だけは覚えておいて、それについて考えることは保留にしておきました。

それでも、他のことについて角度を変え切り口を変えて何度も伝えてくれるメッセージを読んでいるうちに、徐々に理解できることが増えてきてホログラムについても考えてみる余裕が少し出てきました。

ある時期、「あれもこれもホログラムか。」とテーブルなど色々なものをコンコンと叩いてみたり、観葉植物に触ってみたり、食べ物を食べては「確かに甘いし、食感もある。」などホログラムについて集中して考えたことがあります。そうしても理解するはずも実感するはずもありません。

「あまりにも精巧で、リアル感がすごいので、それがホログラムだと認識出来ないのです。」という言葉や「自分で創った世界（ホログラム）を見ているだけなのです。たくさん、たくさんつくった（考えた）思考は、ホログラムとなります。そのホログラムを見て、あなたは自分が実際に体験していると思っているのです。とても精巧に出来た３Dメガネをかけているようなものです。とても精巧に出来ていますので、本当にそれを体験しているかのように錯覚してしまっているだけなのです。」など類似した言葉が何度も出てきて「そうなんだー。」と納得するしかない状態です。

触覚（体性知覚）を含めた五感を感じることができるホログラムのようです。

いえ、五感を感じることができるということも物質世界だけのことであり、もしかしたら幻想に近いのかもしれません。

「たとえば　冷蔵庫の中のマヨネーズを探しているとします（笑）
他の人がそこにあるでしょ・・って言ったとしても　あなたがそこにマヨネーズがあると
思わなければあなたにはそのマヨネーズが見えないのです。」

このような経験は何度かあります。具体的な場所を言われてやっと見つけたという経験です。多くの人が経験しているかもしれません。

しかし、見落としただけであり、具体的に言われて場所を特定することによって見つけたのであって、まさかホログラムであるから自分の思考エネルギーを流していないところには現れない、自分の思考エネルギーを流したから現れたのであるとは夢にも思っていません。

見つけることができなかったのではなく、思考エネルギーを流していないからホログラムとして現れていなかったということのようです。

自分の思考エネルギーを流していないところにはホログラムは現れないから

「後ろを意識していなければあなたの後ろには何もホログラムは存在しないのです。」

ということです。

意識し、思考エネルギーを流すことによって物体などの景色が現れるということです。

ということは、後ろを意識していなければ後ろはどうなっているのでしょう。

無の世界なのでしょうか。

後ろだけではありません。

地理や歴史で習い、テレビなどの情報で、日本中や世界中にあると思っているもの全てが、意識エネルギー・思考エネルギーを流さない限り、無の世界なのでしょうか。

生まれながらにして物質世界にいて、というか物質世界の体験をしたくてテラを選んで生まれてきたらしいのですが、「宇宙の真理」については何も教えられず、むしろ特定の宇宙人が人類を創造し、その人類を支配するために、五感以外の超感覚は感じないように遺伝子を操作した上に、ことごとく真逆のことばかり教えられ、徹底して刷り込まれてきた私達にとっては想像もつかないことです。

アシュタールはよく、頭で考えて理解しようとせずに、感覚で理解してくださいと言いますが、それでも何度も聞いているうちに、段々そのメッセージ前提で考えることができるようになります。

「とにかく　あなたが思考、意識のエネルギーを向けないとホログラムは現れないと
いうことなのです。
そして　みんなそれぞれエネルギーを流すところが違っていますので、みんなそれぞれの
ホログラムを見ているということになります。
同じ環境にいても、まったく同じホログラムを見ている人はいないということです。
ということは　たくさんのホログラムが存在するということです。

何が言いたいかと言うと、同じ環境にいても体験することが違ってくるということです。
同じようにテラの上で生活していても　どこにあなたの意識（関心）を持っていくかで
あなたの体験する現実（ホログラム）は変わって来るということです。」

これは、地震に恐れや恐怖を持っていたり備えるということは、意識エネルギーを流しているので、地震を体験してしまう、戦争も同様に、フォーカスすると経験する現実を創造してしまうということです。

台風も同様のようで、怖れや不安などといった意識エネルギーをたくさん流すと、その台風にエネルギーを与えてしまうので、本当に大型の台風が現実に入って来るということです。

地震も戦争も台風も意識エネルギーを流さなければ、そういう現実は創らないということです。

だから、地震や戦争や台風を怖がらせるような情報や映像をたくさん繰り返し流すのだそうです。

そういう現実を創らせるためにです。

台風に至っては「最大級の」「最近十年ではないほどの大型の」「最強の」などの言葉をよく使っています。そういう表現をして人々に恐怖や不安のエネルギーを出させることによって、小さい台風にさえエネルギーを与えてしまい本当に大きな台風にすることができるのだそうです。

それ程私達１人１人の思考にはエネルギーがあるのだそうです。

まさかそのような意図があるとは知らず、地震や台風の情報をニュースや天気予報で国民に知らせてくれているのだろう、警戒し対処するためにも知らなければ、としか考えていませんでした。

戦争など国際情勢を知ることは良いことだとしか考えていませんでした。

意識エネルギーを流さないためには、そのような情報や映像を聞かないこと、見ないことが大切だということです。

ちなみに

「同じ環境にいても、まったく同じホログラムを見ている人はいないということです。